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青山商事【8219】~岐路に立たされる紳士服チェーン~

マザーズ

配当狙い、優待狙い、リバウンド狙い、いろいろな戦略が取れそうな紳士服チェーン最大手・青山商事の紹介です。

青山商事とは

青山商事株式会社は、紳士服の製造と、紳士服販売チェーン「洋服の青山」の展開を行う企業です。「洋服の青山」は2020年現在、47都道府県全てに展開されており、天下統一がなされています。

そんな青山商事ですが、20年3月期が創業(1964年)以来初の最終赤字になりそうだと発表されています。大きな原因はオフィス衣料のカジュアル化とされていますが、他にも労働人口の減少や、消費者の選択肢の増加など様々ありそうです。

消費者として、紳士服チェーン全般に不満に思っていることは読者の皆様もおそらく共通なのではないかと思います。それは、「価格体系のわかりにくさ」。値引き前提の価格設定、2着目は半額(しかも対象外あったりする)、セットで買えば○○円引き、クーポン使えばなどなど…わかりにくいっ!もはや得しているのか損しているのかすらわからない。これらは長らく紳士服販売の慣習だったそうですが、洋服の青山はその慣習から脱却し、新たなスタイルに挑むことを決めたようです。

『洋服の青山、新価格はじまる』 | 洋服の青山 公式チャンネル

すぐに業績が上向くとは思っていませんが、私はこの舵取りを評価しています。また、ロードサイドに店舗を構える「洋服の青山」に対し、最高の立地で20-30代のビジネスマンをターゲットとした「THE SUIT COMPANY」をラインナップしたり、低価格オーダーメイドブランドを新規に立ち上げたりと、なんとか今の状況を打破しようという姿勢が見受けられます。わたしは特に 「THE SUIT COMPANY」 が好きで、スーツ買うとなれば神戸・三宮にある店舗へ赴くのですが、店員さんのセンスと知識にはいつも感心させられます。毎日こまめにブログが更新されているのも素晴らしい。ファッションに興味のある方はチェケラ! https://blog.uktsc.com/koube

上記のように、なんとか古い紳士服販売スタイルからの脱却を目指すとともに、広い店舗敷地を活かした飲食業やフィットネス事業、あるいは雑貨屋にも参入し始めたりしています。果たして、また陽は昇るのでしょうか。

青山商事の株価

ここ数年、下落基調です。業績が良くないことはお伝えしている通りなのですが、ガンガン落ちていっています。

直近5年間のチャート

いったいどこまで落ちる可能性があるのか。もちろん、倒産リスクはどの会社にもあるわけで、そうなれば0円なのですが、現実的にはどのあたりまでいくのか…業績も確認していきましょう。

青山商事の業績

売上高・営業利益の推移は以下の通り。’18、’19と営業利益の落ち込みが激しく、株価の動きも理解できます。特損なども計上し、’19は最終利益は赤字予定。

10年後目指すべき姿は非常にチャレンジングに見えますが、果たして。

青山商事の配当・優待

’20/3の配当予想はなんとびっくり、100円です。このままだととんでもない配当利回りになりますが、配当性向は70%が目標だそうなので、赤字の場合はやっぱり無配になるのでしょうか。

配当なしのニュースが流れれば、株価はもう1段下がりそうですね。少なくとも配当分の100円と失望売りで、株価は1200円くらいまではいくかもしれません。

一方、優待についてはおそらく現状から変わらず、15%OFF割引券3枚が継続されるでしょう。スーツ1着と周辺アイテムをいくつか買えば4-5万円くらい?無理なく5000円程度は得られる想定になります。スーツを、しかも複数着買う予定のある人であれば十分魅力的な内容になっていますので、優待狙いであれば3月末までに行ってもよろしいかと思われます。

まとめ

正直、いまの青山商事はおすすめできません。あまりにも将来が不透明だからです。新規参入した飲食業やフィットネス事業がどうなるのか、また今期はどこで着地するのか、来期の予想はどうなのか、などもう少し行く末を見守る必要があると考えます。

ただ、スーツを買う予定の人は持っておいても損はないでしょう。私の場合は今後スーツを着なければならない機会が多くなるためスーツ購入予定ということで、最低単元は保有しています。

また、価格形態の変更が良い影響を及ぼす可能性はありますし、少なくとも経営陣には改革を是とする風潮がありそうです。青山商事はまた復活する、私はそちらのほうに賭けてみたいと思っています。


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